読書週間だから好きな本紹介するその8「3びきやぎのがらがらどん」


童話には「3」の法則があります。
1回目はしっぱい、2回目もいいところまでいくけどしっぱい、3回目は成功!
あるいは、その逆ですね。2回はうまく行ったのに、3回目はしっぱい!

童話で出てくる3人兄弟は、大体1番目のお姉さんと2番目のお姉さんは失敗する役です。
3匹の子豚、シンデレラ、青髭。
だいたい末妹が大成功する役。
(前回紹介した『ハウルの動く城』で、3人兄弟の一番上のソフィーは「長女だから私はダメなのよ」とふてくされるシーンが何度かあります。この『おやくそく』をオマージュした愚痴です。)
「金の斧、銀の斧」も3回の繰り返しの質問ですし、日本の3枚のお札、毛色は変わりますが「桃太郎」も「3匹の」仲間と共に鬼が島に向かいます。




ということで、
もう読書週間じゃない気がするけど好きな本を紹介しようシリーズ第8回は「3びきやぎのがらがらどん」です。

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

福音館書店
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この絵本、大好きです。
まず、読みきかせをしてもらいました。
次に、自分で読みました。
そして、読みきかせをしました。
いいスパイラルです。私は幸せものです。

「3びきやぎのがらがらどん」のあらすじ。
むかし、あるところに、やぎが3匹おりました。
名前はどれも「がらがらどん」。
おおきいやぎのがらがらどん、
ちゅうぐらいのやぎのがらがらどん、
ちいさいやぎのがらがらどん。

3びきのやぎが、山へ草を食べに行く途中で橋を渡る際、
橋に恐ろしい化け物「トロル」がいることに気づきます。
3人は口裏を合わせて、ちいさいやぎから順に橋を渡っていくことにしました。

がらがらどん達は、
「ひとのみにしてやろう!」
というトロルに
「いやいや、後からもっと大きいのが来ますよ」
といい、順に通してもらいます。
そして、最後におおきいやぎのがらがらどんがやってくるわけですが…。


この本の見所は、やっぱりその絵。
力強い線、海外っぽい色使い、というか海外そのものの樹木。
そしてトロルの恐ろしいこと恐ろしいこと、
「岩の化け物だけど目は白いんだな、どんな感触がするんだろう」と小さい頃は考えていたほど、
臨場感ある、触れそうな質感。

そして、ちいさいやぎのがらがらどんの可愛らしさ。
まだ子やぎなんだろうなー。触ったらふわふわなんだろうな。
そしてそして、おおきいやぎのがらがらどんのかっこよさ。
登場シーンの力強さ。「待ってました!!!」と喝采を思わす上げたくなる。
前の二人にはなかった、おおきな角が彼には生えており、この質感もやっぱりすばらしくて、
トロルと対等に遣り合えるんだろうな、っていう固さが伝わってくるんです。
そして、「おれだ!おおきいやぎのがらがらどんだ!!」の切り口上のかっこよさ。
トロルと戦うシーンの勇ましさ、惚れるしかない。

そしてこの本、読み聞かせしても楽しい本であります。
なんだかんだで、図書館の読み聞かせボランティアは何回かしたのですが、
この本はやっぱり子供の食いつき方が違う。(もちろん子供の年代にもよりますが)
そして、ウケがいいので、私の熱の入れようも違う。やっぱり反応あると楽しいし。

読み聞かせしてもらうと気の、前から見る絵本、
それから自分で読むときの、上からみる絵本、
そして、読みきかせをすると気の、横から見た絵本。

どれも素晴らしいです。
とっても楽しい。





それでは。
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