「ユーラルーム」ホラー部門銀賞受賞


第12回ふりーむ!ゲームコンテストにて、「ユーラルーム」がホラー部門銀賞を受賞いたしました。


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いえい。やったぜ。
DL数伸びるといいなー。

ユーラルームの中の元ネタとか、あとがきとか前書きはこちらのユーラルームタグをごらんください。

じゃあ、今回はゲームの外側のお話。
どういう構想とかきっかけで作ったのか、とか。
ちょっとネタバレに掠るかもしれないので折りたたんでおきます。





去年の今日に作り始めたんですよね、ユーラルーム。
まだ1年しかたってないのかー……。長かったなー、この1年。

ちなみに、このゲーム4ヶ月ぐらいで作成しました。
正確に言うと、2週間作って、3ヶ月休んだあと、2週間がんばってた感じか。

物語の構想自体は、
たしかボーカロイド曲の「ECHO」を訳してたときにアイディアがふってきてたような気がする。
ノーマルエンドのラストシーンですね。
2015年の12月だから……約半年ぐらいアイディアをあっためてたんだな。
思いついてから作品をさらに面白くするために寝かせておく期間って、大事だよね。


フリーゲーム界隈はホラゲがブームになっていて、そろそろ下火になりつつあります(私は勝手にそう思っておりますが、違うかもしれない)
火が消える前に、ずっと前から私はホラゲが作りたいと思っておりました。
あと、マイナーな謎ゲーばっかりつくってたから、たまには有名どころに手を出してチヤホヤされたかった、などと供述しており。


まず第1にあったのは、H.P.ラヴクラフトの「戸口にあらわれたもの」という短編です。
これ、冒頭部分が「いかにも、私は友人の頭に6発の弾丸を撃ち込んだ」という、衝撃的な文で始まる恐怖小説です。
また、この小説は、主人公が友人に6発の弾丸を撃ち込んで終わります。
この構図のストーリーはすっごくかっこよくって、いつかリスペクトしたかった。
また、ゲームと言うことなので、弾丸をゲームの分岐や謎解きに絡めることにしました。


あと、途中で詰んでゲームを断念されるのは不本意なので、
謎解きは全て「弾丸」で強行突破できるように仕掛けてあります。
ただし、1発でも謎解きをスキップすると、グッドエンドには行けない。
同じような理由で、鬼ごっこフェーズもかなり簡単に調整してあります。
ただし、グッドエンドの最後の鬼ごっこは結構難しい。


第2に、当時はクトゥルフ神話TRPGをいっぱいやってたんですが、そのうち一緒に遊んでた一人に、
ものすごい「エドワードとヴィクター君」ネタが好きな子がいたんです。
で、私も感化されて、いつかこのネタやろう、と決めておりました。


第3に。
探索ゲームを作りに当たって、小麦畑のoumiさんのインタビューをすっごい大事にしてました。

名作フリーゲーム制作者が考える「ゲームの作り方」のコツとは? 小麦畑主宰 oumi氏インタビュー - もぐらゲームス

この方は私のフリゲの神なんですが、この方のインタビューの中にこんな言葉があります。

―私の中では、探索ゲームを作る時に最初に決めるべきは、「マップ」と「システム」だと思ってます。

―システムはシンプルなものでも大丈夫、となったら、次に考えるべきは絶対に「マップ」なんです。
どうしてマップが重要かというと、ごく単純に、プレイヤーが一番多く目にする画面だからです。
そして「マップを作る上で何が重要なのか?」と言うと、それはマップのコンセプトですね。マップにも「物語」が必要なんです。


この言葉に感銘を受けた影響されやすいアホな私は、ない頭をひねりました。
マップ。マップ。マップ………………

当時触っていたのがマップの鏡面スクリプトです。
Galv's Character Effects
これを導入し、マップチップをいじる(透明だったり半透明にする)と、水面の反射の表現が可能になります。
これ、実はHaloweenBloodで、シャンさん(吸血鬼)が鏡に映らない表現をしたくて弄っていたんですよね。(ちなみにこの表現はお蔵入りになりました)


これを弄っていた私は思いついたわけです。
「そうだ、ホラゲの探索マップに全部水を敷こう」
これで、ぱたぱたぱた、と主人公の設定が決まっていきました。
考えていたのは3ヶ月ぐらいだったけど、決まるのは20秒ぐらいで終わりましたね。


水路。鏡面スクリプト。エドワードとヴィクター。
決まる瞬間というのは楽しいものです。とても興奮します。


ちなみに、当初(鏡面スクリプトを思いつく前)までは、エドワード君の正体は「ニャルラトホテップ」だったりしました。
ゆえに、彼らの頭には「触覚」がついており、とあるイベントでは「無貌」になったりします。
エドワードって名前も、元ネタクトゥルフだしね。




頭をひねったのはこのぐらいで、後はノリで作成しました。
「よーしハロウィーンのゲーム作るぞwwwwwあ、ポーの詩にハロウィンがテーマの詩があるんだwwwwwへーーーーwwwユーラルームって詩、ハロウィンの日の詩なんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwユーラルームって部屋の名前かなwwwwwwwwwwホラゲっぽいwwwwwwwwwwwwww」
という謎のテンションですし。
あと、当時は海外の詩にハマってましたからね。
今は、日本文学の詩にハマっております。
今ユーラルームを作ったら、ゆらちゃんは中原中也とか歌いだすでしょう。ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん。


あと、自分自身が苦手なので、このゲーム、怖い絵がぐわーーーーーーーーーーーーって出てくるのはあんまりありません。
スチルに1枚あるだけかな。あと、鬼ごっこ役の大蜘蛛さん。
あのドット絵は、書いた当初は私も恐ろしかったんですが、今はなんとも思ってないですね。一週周ってかわいい気すらしてくる。
エドワードバッドエンドスチルも、うん、なんか、今となってはそんなに怖くないや……。


作中でキャラクターを殺したことがなかった時雨屋ですが、
今回、初めてユーラルームを殺してみました。
が、思ったよりショックを受けなかった……。
そもそも、密室空間で主人公に銃もたせた時点で、彼女の末路は決まっていたからな……。

そういえば、ホラゲツクってると、怪奇現象とか出るのかな?と楽しみにしてたんですが、特にありませんでした。
今も昔も、夜中に鏡見るのが苦手な私です。







それでは、ありがとうございました。


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