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読書週間だから好きな短編小説紹介する2018 「人でなしの恋/江戸川乱歩」


昨年もやりました、読書週間に毎日ガンガン本を紹介するシリーズ。
今年は趣向を変えて「短編小説」を紹介しようと思います。

なお、普通の読書感想文・紹介文と違って、
その本に関する自分の思い出とかエピソードがガンガン入りますが、よろしくお願いします。




第一回目はこちら。
人でなしの恋/江戸川乱歩

青空文庫はこちら https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57511_65228.html
私の初読は「百年文庫・異」でした。

──「『門野』、御存知ご存知でいらっしゃいましょう。十年以前に亡くなった、先の夫なのでございます」




私が家で江戸川乱歩を読んでいると、母親が
「うっわぁぁぁ……えぇええ……江戸川乱歩かぁ……」てすっげえアレな表情をするのですが、その理由はなんとなくわかります。

江戸川乱歩は、俗に言う「気持ち悪い作家」です。ミステリーとか推理小説とか、かなりおどろおどろしい話も書きますし、血みどろぶっしゃーの話も書きますし、異常性癖マシマシな話も書きますし。
もしも「呪われた本を一冊持ってきなさい」と指示されたら、高確率で「著・江戸川乱歩」だと思います。
なんかイメージがすっげえ悪いんですよね。爽やかなイメージは微塵もないし、どうあがいてもドロドロのぐしゃぐしゃの殺人&ミステリーな作家です。

が、「人でなしの恋」は、純愛小説です。
少なくとも私はそう思っています。そして、けっして実らない、だけれども美しい、胸が締め付けられるような、恋の話です。
初めて読んだときは驚きました。「へぇえ、江戸川乱歩、こんな話もかけるんだ」と。

だけど、この話は、それでも江戸川乱歩なんです。
ホラー小説です。すいません。純愛小説なんですけど、結局ホラーです。
だけどその、ホラー作家としての江戸川乱歩と、悲恋の嚙み合い方が凄まじくて、とてもよい短編だと思っています。
江戸川乱歩は、女性の語り口調のお話を書くの、とっても上手な作家なんですよね。
語り手の女性が、自分がまだ若い娘だった頃の行動を、蔑むような、哀れむような、そんな語り口調が独特の作品です。
そして、その時、失ったもの、もう戻ってこないもの……。




短編なので紹介文も少なめで。
それでは。



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